自然と論理
「昔の人は自分の頭でものを考えていた」「ΩΩΩ 最近こういう時代が来るように思えてきた。電卓やパソコンの登場で、面倒な計算は機械がやるのが常識的になった。やがては考えることも機械がやるのではないかな、と思える。思考が神経系の活動であり、それが…
2年ちょっとぶり、いきなりブログ更新する。存在と意識について色々考え、自分の中で、共通する同根の点が分かった(ような気がする)。 クオリアや存在というのは、自然数の体系の中における円周率パイのようなものである。 円周率パイというのは、ある。…
互いの脳の結線状態を晒して、二人の哲学者が議論をしたらどうなるか? A「君の主張はおかしい。そもそも○○が××だという根拠がない」 B「いや、あなたが××だという点について根拠がないと思われるのは、あなたの脳内でココとココが結線されてないからでしょ…
霊能者のエバラ氏がデカルト二元論を擁護している。 江原啓之「霊を科学で証明しろと言うなら、科学で心を証明しろ。人間の行動は脳で決まるわけではない」 批判のしようはいくらでもあるけど、ここでは単純なオカルト批判ではなく、もうちょっと深いところ…
「自然現象としての宗教」(Religion as Natural Phenomenon)というテーマでデネットが本を書いているが(まだ読んでない)、疑似科学に関しても長い目で見たらそういうスタンスを取っていくべきだと思う。 つまり疑似科学というのは、ホモ・サピエンスという…
こちらのブログで面白い文章がありました。早速飛びつきます。 アプリオリな総合命題としてのグリッド細胞 - 生物を数理的に考える 以下、kannkeisyoruiさんの文章。 脳の中に「論理ニューロン」はおそらくありません。 なぜなら、論理は、モノや対象でなく…
数学の分野の概念でイデア界という概念があります。正しくは数学分野の概念というより、数学的な概念の存在論に対してプラトニズムと呼ばれる立場を取る人々が心の中に抱いている、理念的なものだけからなる仮想の世界のことです。プラトニズムの立場を取る…
意識の神経基盤の議論は盛んだが、論理の神経基盤の話はどうもあまり為されていないようだ。なぜだろう。論理のどこまでが人間の脳の構造に担保されてるもので、どこからがこの宇宙の構造に担保されてるものなのか、そこら辺がかなり気になる。 オルタナティ…
歴史的に見て、私達の周りの様々な事象が、科学的世界観の中に整合的にその位置づけを得てきた。例えば古いほうから例をあげていけば、それらは天体の運動であり(天文学)、そして物質の変化であり(化学)、生き物の成長や遺伝などである(生物学)。そし…