インテリが制作する法、社会制度、その失敗、人間の認知能力に対する誤った仮定

メモ自由契約。誰が保険の約款を隅から隅まで理解してサインしてるか?おそらく99%以上の人間が理解しないまま(できないまま)サインしてる。「柱が一本でも残ってたら家が全焼しても火災保険が降りない」、そういう話が現実にあるが、これはまあ何というか…

チューリングよりもう少し現実的に、ISBNテスト

チューリングは知性の条件、人工知能の条件として、チューリングテストというのを提唱した。これは要は人間とプログラムがチャットをして、機械だとバレなければ合格(まんまと人間だと思わせられれば合格)というテストだ。さて、これは基本的に人間による…

Amazonで大人買い part.2

またまたAmazonで大人買い。なんとも読みきれないペースで本を買ってる。 電気化学。 電気化学は、名前的には、電気と化学の間にある分野と言えるが、現実的には化学の一分野と言ったほうがいい。 それはそこで使われている言葉や考え方が、化学者のソレを基…

Amazonで大人買い

最近、Amazonで生物・化学・医学系の本を大人買いしている。 基本的にほとんど勉強していなかった化学、 まずはこの化学に入門する。入門系の本を色々買って読んでみたところ、平山令明さんという人の本が分かりやすい。 この方はX線結晶解析を用いてタンパ…

神が逝った。

神が逝った。 子供のころマイケルのファンだった俺は、とても悲しい。 ニュースを聞いたあと、思い出すように、彼の曲を色々歌った。 天国でも踊り続けろ、マイケルMichael Jackson - Streetwalker

化学

最近何とはなしに、化学の基本的レベルの解説を読んだ。そしたら昔から抱いていた化学に対する違和感が急に解けた。僕の中で違和感になっていたのは、原子や分子、その他色々な性質や状態に、化学者たちが名前を与えていることだった、と理解できた。炭素な…

2008年 マイベスト

今年はインターネット上の曲ばっか聴いてた。 2008年今年一番聞いた12曲。 1 Mr.ヒャダイン ニコニコ中心に活動してる人。ボイスチェンジャーを駆使する。 スト2の歌。格好いい。 マリオの歌。おもしろい。 Dr.マリオ。泣ける。 2 IKZO 現代に甦る吉幾三。 …

うーん、消防署の方から来ました?

何で茂木は表立って批判されないのかな? 自分がやってもないことを、さも自分がやったかのように言うのは単純に嘘つきだろう? 俺はテレビ見ないし本屋もほとんど行かないから、まああんま関係ないっちゃ関係ないんだけど、 でもあんま嘘言ってたらいかんだ…

画像投稿サイトPixivが面白い

画像投稿サイトPixivが面白い。http://www.pixiv.net/これは自分で描いた絵をどんどん投稿できるサイト。機能的には、今まであったお絵かき掲示板に、ブックマーク機能やマイミクのような「マイピク」という機能などが付いたもの。 まあ機能的はそういうこと…

さっきすれ違った人を何となく書いてみるてすと。 マフラーとニットキャップして 背中を丸めてセカセカ歩ていた若者。 最近、みんな寒そうだ。

脳のデコード fMRIのデータから被験者が今見ている画像を再構成

京都のATRの研究室で次のような実験が行われた。被験者が今どんな画像を見ているか、それを脳の活動状態のデータだけから予測する、というテストだ。下にある画像がその例で、上の段が実際に被験者が見ていた画像。そして下の段がMRIを使って取得した脳デー…

ちいさいころ 無神論 それでもときに神

僕は小さい頃から無神論的だった。母親は熱心なクリスチャンだったけど、僕は全然だめだった。母親はなにかというと規範や道徳の正当化に神や来世の存在を使った。 母「○○しなきゃだめよ」僕「なんで?」母「だって××」←ここで一種の神話的言質が入る。 僕に…

矢野顕子 ひとつだけ

矢野顕子のほんわかした名曲、ひとつだけ。 清水ミチコとのものまねセッション ミスチルの桜井だって歌う! キヨシロウだって歌っちゃう YMOをバックに演奏する。うーん、贅沢だなぁ。 関連リンク wikipedia:矢野顕子

哲学と科学をつなぐ

このスレが面白かった。 哲学で博士号取る予定の俺が、どんな質問にも哲学的に答える:ハムスター速報 2ろぐ やっぱ本職は違うなぁと思う。しかしこういう哲学畑の人の発言を見るたびにいつも思うのは「正しい、でも足りない」。足りないのは科学への橋だ。…

自然と論理をつなぐ議論

今気づいたが、自然と論理の間のギャップを埋めようとする議論、有名なものがもうあった。 人工知能研究なんかの流れで出てくる、記号の接地問題(Symbol Grounding problem)だ。 フレーム問題の次ぐらいに有名な人工知能関係の問題なのかもしれないが、 「…

哲学的問い

哲学的問いの特徴として哲学者の Colin McGinn は以下の点を挙げている。 1.解決されない 2.進歩が見られない心身問題にしたって、未だにデカルトの時代以来続く延長性の問題(物質は空間の中で特定の位置を占めてるのに意識はそうではないという問題)と相…

証明のできる・できない

様相論理の世界で「可能的に可能的であることが必然的に必然的ならば・・・」とかいう命題に意味があるか、とかいう話があるけどそれに似た疑問。ある命題Xについて 「Xが証明できない、ということを証明できる」 この形は良く見る。ではもっと入れ子式の証…

論理はなぜ離散的なのか。 昔からだけれども、実数か論理か、このどちらかが決定的につくりものだと思えて仕方ない。 ラッセルの『論理的原子論』の冒頭を見てみると、そういう葛藤が古くからあったのだろうと思わせられる節がある。 ラッセルの立場に対する…

Obama

Obama氏が当選したようだ。演説を聞いてるとマジで格好いい。 もちろん格好いいのはObama氏本人もだけど、 それ以上にこのアメリカという国の持つエネルギー、 それをすごい格好いいと思った。強いリーダーを必要とする国は不幸である、 そんな言葉もあるけ…

互いの脳を晒して議論したらどうなるか?

互いの脳の結線状態を晒して、二人の哲学者が議論をしたらどうなるか? A「君の主張はおかしい。そもそも○○が××だという根拠がない」 B「いや、あなたが××だという点について根拠がないと思われるのは、あなたの脳内でココとココが結線されてないからでしょ…

セッションしようよ!

ピアノを弾いた事がないあなた、 今日は、そんなあなたと、ピアノの下手っぴなこの僕が、セッションしてしまおうという企画です。え、どうやってか、ですって? 三つステップがあります。これから順に説明していきますので、上から下に一つずつ順に進んでい…

受精後の胚の状態を細胞ひとつひとつのレベルで3D画像化

ゼブラフィッシュという小魚。これの卵が受精後どうやって細胞分裂していくかを細胞一つ一つのレベルで捉えた動画。 均質に見えるひとつの細胞から、複雑な構造が現われてくるのは、神秘的だ。ちなみに動画の撮影はぐるぐる回転させている胚サンプルに、面型…

(メモ) 真剣な思考は非常識な狂気へ至る。 逆に、ある思考が常識的でかつ適応的な領域から、一歩も外へはみ出ないならば、 そこでは必ず何かが無視されている。 思考を曇らせるもの。 常識にひきずられる。 まず周りがどういってるかを考える。自分に情報…

「人工鼻」の実現に手がかり

Yahooニュースを見てたらこんな記事が。 「人工鼻」の実現に手がかり - HealthDay Japan 嗅覚受容体を実験室で大量に作り出すことが可能となり、「人工鼻(artificial noses)」の実現にも可能性が出てきたという。 米国科学アカデミー発行の「Proceedings o…

@(o・ェ・o)@ ウキ

おサールさーんだよー♪ さぁ、今日はサルの動画だ。霊長類学者スー・サベージ・ランボーによるボノボの紹介動画。 ボノボについての軽い概説のあと、2分後半あたりからボノボの紹介映像が流される。 30年前に初めてボノボに関する本格的なフィールド研究を始…

永遠の合わせ鏡

一即一切、重々無尽。 これは仏教の分野の概念で、一点が全体であること、また物事が重層的に合い重なり合っている、といったことを主張している。 この概念の視覚的なアナロジーとして、 「表面が鏡になっている玉が、いくつもいくつも空間に浮かべられてい…

単純と複雑

複雑な現われが単純な規則に還元できる例としては、「この世界の見かけの現われ」と「それを説明する物理法則」という対がもっとも顕著な例です。しかしもうちょっと数学的に理解しやすい例が複雑性の世界に色々あります。ひとつの有名な例がマンデルブロ集…

下書き 1.どういった脳状態がどういった内観報告を行うかについての法則が存在する。 これは基本的に科学的な前提。いわば世界の全ては法則に従っている、という前提。(ちなみにデイヴィッドソンの非法則性の議論。この議論は一見こうした法則の存在を否定…

インド人とキン肉マンとカリメロを足して5で割ったような絵。 描いてて気づいたらこんな絵に。。。別にエロい気持ちで描いてたわけではないですよ! 勝手に何かエロっぽくなってました。しかしインド人とかフィリピン人とかヒスパニック系の人とか浅黒い肌の…

デカルト二元論vs物理主義として現われるより深い問題

霊能者のエバラ氏がデカルト二元論を擁護している。 江原啓之「霊を科学で証明しろと言うなら、科学で心を証明しろ。人間の行動は脳で決まるわけではない」 批判のしようはいくらでもあるけど、ここでは単純なオカルト批判ではなく、もうちょっと深いところ…