互いの脳を晒して議論したらどうなるか?

互いの脳の結線状態を晒して、二人の哲学者が議論をしたらどうなるか?

A「君の主張はおかしい。そもそも○○が××だという根拠がない」
B「いや、あなたが××だという点について根拠がないと思われるのは、あなたの脳内でココとココが結線されてないからでしょう。なぜ結線されてないのですか?」
A「なぜされてないか、と言われても、されてないんだからされてない」
B「とりあえず今私が持っている統計資料によると、この分野の専門家の88%はその点に結線を持っている、そういうデータがあります。」
A「データ自体は面白い。しかしそうした結線状態の統計というのは、単なる認知上のバイアスの指標でしかない。」

さあ、この先この議論はどう発展していくだろうか?何が争点になって、何が頻繁に言及される話題となっていくだろうか。

考え出すと面白い。

関連リンク

技術的なリアリティーを少し。
リアルタイムで自分の脳の活動状態を見る技術。ただし上のような思考実験では使えない(空間分解能が粗い)。
TEDTalk-Looking inside the brain in real time