下書き

  • 1.どういった脳状態がどういった内観報告を行うかについての法則が存在する。

これは基本的に科学的な前提。いわば世界の全ては法則に従っている、という前提。

(ちなみにデイヴィッドソンの非法則性の議論。この議論は一見こうした法則の存在を否定している議論のように見えるが、法則の存在の有無と、法則の単純性・複雑性の間の違いを明示的に論じてないがゆえにそう見えるだけ。)

  • 2.この法則の記述を、その有効性をまったく何一つ損ねない形で圧縮できる

この部分こそが僕の妄想。デイヴィッドソンが否定するのもむしろこの部分。

  • 3.有効性を失わない形で圧縮された法則は、科学者達の間で全称命題化され、実在論的に扱われるようになる。

ここは基本的に科学者のいい加減さから来るもの。

    • 3.1全称命題ジャンプ

∃n(ある場合に妥当した)が ∀n (全ての場合に妥当する)に拡張される。

「その法則による記述がうまくいく」が「その法則は実在を記述する」に摩り替えられる。