2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

デカルト二元論vs物理主義として現われるより深い問題

霊能者のエバラ氏がデカルト二元論を擁護している。 江原啓之「霊を科学で証明しろと言うなら、科学で心を証明しろ。人間の行動は脳で決まるわけではない」 批判のしようはいくらでもあるけど、ここでは単純なオカルト批判ではなく、もうちょっと深いところ…

ポストヒューマンは価値の底を抜く

ポストヒューマン(技術的に改変された、未来の人間のこと)は、今の人間より、強く、より長生きで、より賢く、より幸せな、ただそういうだけの存在として想定されていることが多い。 しかし確実にそうはならない。改変が、そうした今の僕らの価値の線上で行…

見え方

千の風になって

オペラ風の歌唱と切ない歌詞で大きく広まった「千の風になって」。 ネット上をウロウロしているとけっこう色々なカバーがあった。 いくつか紹介。 うちなーぐち(沖縄弁)風カバー うちなんちゅ(沖縄の人)が歌う千の風になって。なんかしぶいなー^^ ジャズ…

究極の問い

「なぜ世界は在るのか」なぜ「何もない」ではなく「何かが在る」のか。 世界の創造・・・ビッグバン・・・ そんなものなかったとしても、つまり世界が本当に何一つなかったのだとしても、理屈としては、別に問題ない。この問題は、子供達が問い、宗教家達が…

お盆

ナスビの牛とキュウリの馬。ご先祖さまはこれに乗って、この世に帰ってくるらしい。

ソラリスの陽のもとに

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)作者: スタニスワフ・レム,飯田規和出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/04メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 377回この商品を含むブログ (152件) を見る読んだ。読み始めたきっかけは、宇宙人もののSFにあ…

ひろがり、かんけい

時間的・空間的なひろがり(非局所性) 情報 情報を運ぶのは文字ひとつひとつではない。その組み合わせ。関係性。時間的空間的広がりを必要とする。情報はまだ明確に定義されていない(特にその意味論的側面の取り扱いは、無視すべきなのかどうかも含め、は…

物理の解説書で時々みかける<観測者>

物理の解説書で時々みかける<観測者>の横顔の絵。 こいつは正面から見るとこうなっている。

雷の超高速撮影

YouTubeで雷を超高速撮影した動画を見た。まるで生きているかのよう。 方々に伸ばされた触手は、勝者総取り(Winner-take-all)で、一つだけが生き残る。すごい。

possible brain と possible qualia

R. P. Stanley は1999年の論文で possible brain と possible qualia という言葉を使っている。possible brain とは、この宇宙で実現可能な全ての脳状態のこと。そして possible qualia とはそうした実現可能なそれぞれの脳状態が体験する主観的な体験のこと…

タヌキの動画

たぬきは人を化かすもんだとばかり思ってたら、どうやらその本性は生まれついての盗っ人らしい。ビスケットを盗むタヌキ。 キャット・フードを盗むタヌキ。 足拭きマットまで盗む。

部分空間として色空間を持つように想定される

クオリア空間というものについて考える際に、多くの人に参照されている概念がある。それは色空間の概念だ。色空間というのは軸の取り方によって表し方は様々に変わるが、それは三次元のベクトル空間として表される。 身近な所だと、PCなどで使用する0から255…